形而上学(けいじじょうがく)

言葉の由来から

目に見えないものも存在するという前提のもと、宇宙全ての現象や存在について取り扱う学問を形而上学と言います。形而上学という言葉は、古代ギリシャ哲学の祖アリストテレスに始まっています。

アリストテレスは、第一の哲学として形而上学を扱っていました。存在するもの全般について、その究極的な大元の原理を解明・探求するものが由来であったとされています。

ちなみに、第二の哲学は自然哲学(現在の自然科学)で、自然現象の理論・考察・探求全般を指していますが、ルネッサンス以降は、第一哲学、第二哲学も存在に対する概念が、個・生命・自然・宇宙など拡大していき、ほぼ同様の扱いとなっていきました。

日本語でも、メタフィジックス=形而上学と理解されるようになってきましたが、英語の「Metaphysics」、その語源であるラテン語の「 Metaphysica 」という言葉で見ていったほうがわかりいいかもしれません。

メターフィジックス

メタとは:(英語もラテン語も meta)

接頭語として、「高次の」「超えた」「上の」を意味する。

フィジックスとは:(英語はphysics、ラテン語はphysica)

物理、物理学の意。
読んで字のごとく、「物(もの)の理(ことわり)」を探求する学問。基本的に、目に見えるもの、つまり物質を中心にモノゴトを見るという唯物的な視点。

形而上学に対立する言葉として

形而上学に対立する言葉として、形而下学(けいじげがく)、唯物論があります。

形而下学・唯物論

形而下学は、いわゆる物理や物理学を指し、唯物論も全ての原点は物質であるという考え方。

形而下学、唯物論と逆の意味合いから、形而上学が何かを見ていくと、「物質だけが全てではないという視点からの学問」という理解もできます。

目に見えるもの、目に見えないもの

目に見えるものを扱うものが「形而下学 (けいじげがく)(物理) 」で、目に見えないものを扱うのが「形而上学」であるということがシンプルな解釈となります。

しかし、目に見えるという現象を1つ取り上げてみたとして、個人によって見える・捉えるという認知の在り方には違いがあり、目に見えるという定義も実は曖昧です。

同様に、目に見えないという現象も、何をもって目に見えるのか、目に見えないことの違いは何かという視点からモノゴトを見ていくと、その定義の曖昧さに気づいていていただけると思います。

究極のスピリチュアル

昨今、スピリチュアルを学問風に見せるために、形而上学という言葉を使われる残念な風潮が見受けられるが、本来は体系だった学問分野です。

決して、ふわふわした地に足のついていないものではなく、存在するもの全て(人、現実、生命、宇宙など)に対して、「なぜ」「どこ」「なに」などの答えを見出すだけでなく、実際に、この物質次元においてもそれを体現するという両極の実践に活かせるものであると、スピリチュアルアカデミアでは考えています。


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